DIY 可能なコミュニティ賃貸コウノミBASE が第7回名古屋まちなみデザインセレクション「まちなみデザイン賞」を受賞!
- コウノミBASE 大家

- 9月29日
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合資会社ミート(本社:名古屋市、代表社員:舟橋謙一、以下当社)が運営する、DIY 可能なコミュニティ賃貸「コウノミBASE」(名古屋市西区)の外壁サインが、このたび第7回名古屋まちなみデザインセレクション「まちなみデザイン賞」を受賞しました。住む人が手を加え、交流しながら暮らす賃貸住宅という取り組みと、その理念を体現する外観デザインが、街の景観形成に寄与するものとして高く評価されました。
まちなみデザイン賞とは
名古屋市は、市民の皆さまに名古屋のまちの景観について誇りと愛着を持っていただくことを目的に、平成24年度から名古屋まちなみデザインセレクションを実施し、良好なまちなみの形成に寄与していると認められる建築物等を「まちなみデザイン賞」として市長が表彰しています。第7回名古屋まちなみデザインセレクションでは、応募数86件の物件の中から11件が「まちなみデザイン賞」に選定されました。
詳しくは、名古屋市公式ウェブサイトをご覧ください。
社会背景:DIY 賃貸とコミュニティ志向の高まり
近年、住まいに「自分らしさ」を求める入居者が増えています。リクルート住まいカンパニーの調査(*1)によると、賃貸居住者の約18%がDIY やカスタマイズ経験を持ち、特に若年層では「好みのインテリアにできない不満」からDIYへの関心が高まっています。また、国土交通省も空き家活用やストック型社会の推進の一環として「DIY 型賃貸」を推奨(*2)しており、全国的に広がりを見せています。
さらにコロナ禍以降、自宅で過ごす時間が増えたことを背景にDIY人気は一層加速し、(*3)同時に「暮らしの場での人とのつながり」へのニーズも強まりました。(*4)その結果、単なる住まいではなく「コミュニティ」を意識した賃貸物件への関心が高まっています。こうした社会的な潮流の中で、DIY可能かつ入居者同士の交流を重視する「コウノミBASE」の取り組みは、地域社会の新しい賃貸住宅モデルとして注目されています。
*1 2018 年賃貸契約者動向調査
*2 国交省 DIY 型賃貸借に関する契約書式例とガイドブックについて
*3 RoomClip住文化研究所、調査レポート第5回「DIYの中身に変化!ビッグデータから見えたトレンド変遷」発表
*4 ポストコロナの令和時代に求められる「つながり・支え合い」のあり方を提言。2023 年版厚生労働白書
外壁サインに込めた想い
同サインは、入居者に暮らしを楽しんでもらいたいという大家の想いを込め、「BASE=Basic/Art/Smile/Eat」の頭文字を手描きで表現したペイントサインです。アパートの外壁として個性を発揮しつつも地域景観と調和できるよう工夫しました。そして、DIY可能という設定が入居者の創造性を刺激し住まいへの愛着が生まれ、ゆるやかなコミュニティ形成につながっています。おかげで、年に数回食事会を開いたり、中にはビジネスに繋がる交流もあったりと退去後も良い関係性が築けています。

有識者懇談会委員 高井一氏による講評
高井委員からは「DIY 可能なアパート。大家も加わり住人の交流も盛ん…落語の長屋噺のような日常が目に浮かぶ。そんなアパートの壁面には、★余分なものはいらない!★暮しにアートを!★笑顔と食を大切に!アパートの住人だけでなく、ここを通る町内の人にも“暮らし方”の基本をアピールしていた。」と講評をいただきました。
今後の展望
当社はこれからも、「人と人、人と地域をつなぐ住まいづくり」を軸に事業を展開していきます。DIY 可能な賃貸住宅で培ったノウハウを土台に、現在は宿泊事業や、地域との共同プロジェクトへと展開を進めています。入居者や宿泊ゲストが自らの手で関わり、街と関係を深める体験を提供することで、「住むこと・訪れることそのものが価値となる空間づくり」を目指してまいります。
本件に関する問い合わせ先
mail : info@kounomibase.com
携帯 : 090-3446-3079
担当 : 合資会社ミート 舟橋陽子
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